コトマガジンについて
コトマガジンを一言でいうとこんな感じかな。
「モノ」の背景にある出来事、「コト」を伝える物語の集合体
ちょっとカッコつけてて照れくさいけど、そういうことです。
世の中にはたくさん良い「モノ」がある。
とりわけ日本には良い「モノ」が多くあるように思うのです。
漆や陶芸、着物を代表とする日本独特の伝統工芸、
「NASAで使われる絶対に外れないネジ」みたいな高い技術力、
こだわりぬかれた食材…とかね。
他にもまだまだある。
日本には世界から羨まれる「モノ」たちが沢山たくさんあるのです。
だから「物があふれる時代」なんて言われるけれど、大量消費の物と手間暇かけた「モノ」をひとくくりにしたくない。
職人たちが試行錯誤の末に創りあげた「モノ」たちに対し、そんな愛の無い言い方はイヤなのです。
良い「モノ」は良い。いつまでも生き続けてほしい。
大量消費の中に埋もれてほしくないのです。
つまるところ「モノ」ともっと向き合って欲しいのです。
一つ一つに愛情をもって接して欲しいのです。
丁寧に関わり、作り手の気持ちを感じて欲しいのです。
それには「モノ」の背景にある出来事、「コト」の部分を知ることが必要だと思うのです。
どんな風につかうのかな?
ちょっと重くしたほうが使いやすくなるかな?
他の「モノ」と馴染む色って何かな?
細いけど強度は大丈夫かな?
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職人たちは使う人の事を考え、幾度もの推敲を重ねています。
こうやって丁寧に作られた「モノ」たちは接するだけで素晴らしい体験、「コト」を提供してくれる。
でも、「モノ」に触れたただけで伝わる「コト」の部分は一部でしかないと思う。
伝えきれなかった「コト」の部分を誰かが表現しなければ、受け手は知ることができないのです。
「コト」を知ることができれば、より深く「モノ」と向き合えるのに。
より一層愛着がわいて、もっと丁寧に接するようになるのに。
そうして本当の価値に気づくのに。
それならば私達がその「コト」を伝えようじゃないか。
「モノ」の背景にある出来事、「コト」をつたえる物語をお届けしよう。